WEBでのアドレス指定方法:絶対パスと相対パス
絶対パス
- URLを先頭から全て記述する。フルパスでアドレスを示す。
- 自サーバー外部へのリンクは常に絶対パス。
- SEO対策のために自サーバーを絶対パスで記述する事もあったが現状効果はない。
- 記述は易しいがリンク切れのチェックなどメンテナンスがし辛いので特殊な場合以外は使わない。
記述例
- httpというプロトコルで
- 「www.kantei.go.jp」というドメインに紐付いているホストマシンにある
- 「jpフォルダ」内の、そのまた「96_abeフォルダ」内の「actions」フォルダにある「index.html」というファイルを指し示している。
相対パス
- 現在の位置を基準として目的地までの相対的な位置関係を基に記述する。
- サーバー上のディレクトリ構造とローカルでのディレクトリ構造を同じにしておく事でローカル上でのメンテナンスが楽になる。
記述例
./ 現在地と同じ階層のディレクトリ 「./」は省略できる。 ../ 現在地から1つ上のディレクトリ ../../ 現在地から2つ上のディレクトリ
尚、下の階層については絶対パスと同じく「/ファイル名」で示す。
「001.html」が「picture01.jpg」を参照する場合。
../画像フォルダ/picture01.jp
001.htmlを起点として1つ上の階層の画像フォルダ内の・・・
「style01.css」が「picture01.jpg」を参照する場合。
../../画像フォルダ/picture01.jpg
style01.cssを起点として2つ上の階層の画像フォルダ内の・・・
絶対パス
http:// ホストサーバ/画像フォルダ/picture.jpg