Flashの基本中の基本
主な画面構成 CS5
タイムライン
- 横軸は右方向に時間が流れている。
- その時間の長さをフレーム単位に分割している。
- 縦軸は出来事をレイヤーといった概念を用い重層的に分割している。
- 例えばレイヤー1、2,3があって、フレームが24fps(frame per second)のとき、12フレームで起こっている出来事は12フレームでのレイヤー1,2,3を合わせたものである。
ステージ
- 白い領域が出来上がりサイズ。
- タイムラインで分割している出来事を組み合わせた結果を確認する場所。
- 作業エリア。
シンボル
- ライブラリに格納されている。
- いろいろなステージで使い回しができるオブジェクトの事。オブジェクトとはイラスト、写真、文字などのムービーのパーツになるもの。
インスタンス
- ステージ上に配置したシンボルのコピーのこと。
- WindowsでのショートカットアイコンやMacのエイリアスに似ている。
ステージが舞台、シンボルが俳優、インスタンスが役柄のようなもの。俳優は舞台によって、刑事役もやれば医者の役も演じる。
プロパティ
- オブジェクトが持っている属性のことで、大きさ、座標、透明度などを指定できる。
- ActionScriptはプロパティから設定する。
フレームの種類
- キーフレーム(図レイヤー1)
何かが始まるフレームでその内容が設定済みのフレーム。画像を配置したり、スクリプトを設定する。 - フレーム(図2の2フレーム目から最後まで)
キーフレームと同じ内容が繰り返されているフレーム。最終フレームには四角マークがつく。 - 空白キーフレーム(図レイヤー5)
何かを始める為のフレームだがまだ未設定のフレーム。画像を設定するとキーフレームに変化する。ActionScriptを設定すると白いままだが「aマーク」がつく。 - 空白フレーム(図レイヤー6)
何もないフレーム。キーフレーム以後はこのフレームになり、最終フレームには四角マークがつく。 - トゥイーン(図レイヤー3)
始点から終点までを自動的に補完してアニメショーン化する。矢印になる。 - 設定不能トゥイーン(図レイヤー4)
エラーを表す。トゥイーンができない状態。 - アクションスクリプトフレーム(図レイヤー7)
ActionScriptが記述されているフレーム。「aマーク」がつく。
自動車が右に移動するアニメ
- ステージ上にイラストレータからイラストをドラック&ドロップ
- 自動的に1フレーム目がキーフレームになる。
- これが始点なので車を意図する場所に配置する。次に終点に配置する。いづれも縦の赤い再生ヘッドの位置に注意!
-
5. 始点ー終点間をクラシックトゥイーンで補完しアニメショーン化すると
次のようになる。